2022年中国61年ぶりの人口減 死亡が出生を上回る
中国国家統計の1/17の発表によると、2022年の総人口は前年より85万人減って14億1175万人に。
2022年の出生人口が前年より106万人少なく956万人となり、死亡者数1041万人が上回ったため、61年ぶりに人口減となったようです。想定より8年早い人口減で、急速な少子化は1980年ごろからの一人っ子政策の影響が大きく、近年は一人っ子政策は廃止の上、3人目も認めるも教育費の高さから出産をためらう夫婦も多い上、ゼロコロナ政策も追い打ちをかけた形になったようです。
ちなみに61年前の人口減少は、食糧不足が原因で1000万人減少したようです。中国の高校入試にも出たことがある歴史です。その後の、毛沢東は多産を推奨、人民公社を導入し経済でも当時世界第二位のイギリスに15年で追い抜く構想を打ち立てた経緯があります。