果てしなく続く草原で、今も続くゲルでの暮らし。

――  ガス・水道なし。でもWi-Fiはあります。  ――

前回は、内モンゴル自治区のオルドスについてご紹介しましたが、今回は、そこで遊牧民として暮らす人々の生活様式について、少しだけご紹介します。

 ゲルでの暮らしには、ガスや水道はありません。電気は通っているため、料理やちょっとした暖房には電気を使います。水は、あらかじめ汲んでおいたタンクの水を少しずつ使うそうです。トイレやお風呂もありません。
 一方で、電波は届いており、Wi-Fiも利用できるため、スマートフォンは普通に使えるそうです。食事は主に肉料理が中心で、魚を食べる機会はほとんどありません。
また、飼っている羊が周辺の草を食べ尽くす頃になると、ゲルを移動させます。移動の頻度はおおよそ5〜10年に一度。移動先は事前に申請された場所で、広大な土地の中を定期的に移動しながら暮らしているそうです。画像は、ご主人のご実家で飼われている羊と馬たちです。
 私たちにとっては驚くことばかりでしたが、現地ではこれがごく当たり前の日常だそうです。ちなみに、今回ご紹介できたのはほんの一部。まだまだ興味深いお話がたくさんありますので、また機会があればご紹介したいと思います。