再生プラスチック工場を見学して感じた職業観
都内のとある再生プラスチック工業を見学しました。
断裁工場や二次加工工場で出たプラスチックの端材を選別してマテリアルリサイクル材料として使用し、もう一度同じ材料として生き返らせる工場です。
そのまま廃棄されてもおかしくないものが入った袋を広げ、大きな異物をとり、色ごとに選別し、選別された端材を大きな機械に入れ何度も何度も練り直し、最終的には元の材料に再生させる作業です。
大きな機械には2~3人の作業員が付きっ切りで、見守ったり、次から次へと出来上がった材料を梱包したり、その工程で出た新たな端材を再度リサイクルさせるためにまとめたりしています。
60年以上続くいわゆる老舗工場で、仕事の内容から一見高齢化が進んでいるかと思いきや、20代30代の若い男性も混ざっています。
彼らが黙々と、いきいきと動いている様子を見てさらに、この仕事に働き甲斐や社会的意義があることを実感させられました。