日本企業の生成AIの活用は始まったばかり
最近、大塚商会主催のイベントでNECの吉崎副社長と大塚商会の山口執行役員の対談に参加する機会がありました。下記の資料は、この対談で使用された総務省と帝国データバンクの資料です。ご覧のように日本の企業の中で生成AIの活用方針を持っているのは42.7%ということですが、これは米国、ドイツ、中国の約80%と比較するとかなり低い数字です。特に中小企業では、活用しているのが17.3%、活用を検討しているのが26.8%で、活用予定がない企業が48.4%と半数近くに上ります。
2000年代初頭、日本はインターネットの普及が遅れていたものの、ブロードバンドの普及とともに急速にキャッチアップしました。NECの吉崎副社長は、生成AIも同様に、技術的な進化と社会的な適応が進むことにより、急速に普及していくことを楽観視しています。
当社も生成AIを活用していく方針です。生成AIはただのトレンドに留まらず、ビジネスプロセスを根本から変革する可能性を秘めていると確信しています。

