日本の塩ビ樹脂需要、世界需要と較べると

「塩ビ工業・環境協会」の桑田新会長のご挨拶の冒頭がとても印象的でした。
その内容は、1995年の塩ビ樹脂の需要は、日本で185万t、世界全体では2077万tで、2021年では日本は99.6万t、世界全体では約4880万tと推定。
この26年間で日本では塩ビ需要量が54%に減少し、世界全体では2.3倍に増加したことになります。
 また、2019年の人口一人当たり年間の塩ビ樹脂消費量は日本が9.0kgに対し、韓国は20kg、台湾が17kg、続いて米国が16.7kg、中国で14kgでした。
塩ビ樹脂が多く使われている塩ビ管や人口減少だけでなく他の樹脂との共存などその要因は明確にはされていませんが世界的にみると塩ビ樹脂の良さがまだまだ享受される余地はあると前向きにとらえています。