中国で見た「もう始まっている未来」 PART2

―― スマート眼鏡で言葉の壁はもうない ――

 今回の中国出張の最終日は、現地スタッフなしで単独行動しました。取引先の総経理とテニスをして、高級料理のおもてなしを
受けました。総経理は全く日本語を話せません。私の片言の中国語で2時間テニスを楽しみ、その後は日本語が少しだけ話せる友人にも
同席いただいての食事会となりました。
 その席で、その総経理はスマート眼鏡を着用しました。スマート眼鏡は、私が話した日本語が瞬時に中国語の字幕となって映し
出されます。さらに翻訳し終わるたびにスマホに保存され、後で見直すことも出来るのです。今回使われていたのは日本円で
6万円くらいだそうですが、1万円くらいからでもあるようです。今後はさらに高性能なものがどんどん売り出されるだろうと話して
いました。私も買えば、この方と完全に瞬時に意思疎通がはかれるはずです。
 同席した友人は、簡単な話は日本語ですが、難しい話はAIを使った自動翻訳機を使用していました。私もChatGPTを翻訳機
代わりにして会話を楽しみました。流暢に外国語を話したい気持ちはもちろんあります。その一方で、
難しい話や心から楽しみたい会話こそ、無理をせずスマート眼鏡や翻訳機を活用すればよい。そんなことを実感した出張でした。