中国Z世代の特徴① 高学歴、独身、自由な生活

 1995~2009年生まれ、現在14~28歳の「Z世代」の人口が中国では2億6,000万人を超え、その約半数は学校を卒業し、社会人になっています。
その真ん中の世代にあたる2023年の大卒者が1158万人と過去最高を記録しました。
2022年Z世代調査によると学歴は85.2%が大学専科卒で、職業は会社員49.3%、フリーター12.5%、自営業4.8%。月収は、5,000~1万元(約9万5,000~19万円)が45.2%で最も多く、5,000元以下は36.8%、1万元以上は16.5%。日本の水準にどんどん近づいてきています。
また、調査対象の47%は独身(恋人なし)で、31.8%は独身(恋人あり)、既婚者は21.1%。住宅ローンや育児などの負担を抱えていない人が約半数以上を占め、月収は自身のための使える若年層が多く、自由度が高い生活を送っているようです。日本の若者と同じ一面も垣間見ますね。