中国OEM生産~よくあるトラブル②~
5.2不良品の発生 ~工場が認める場合~
大きな傷、異物混入、加工不良、印刷不良など、明らかに商品として体を成さない商品が混ざったり、全部がそうであったりすることがあります。
すでに輸入してしまっている場合は、工場側にかけあって、再生産を依頼したり、代金の振込を先送りしたりして、こちらの負担をなるべく軽くしたいところです。弊社の場合は、輸入して、不良に気が付いた時点で全量検品し、不良商品分は代金の送金を減らすか、すでに払っている場合は良品を補充してもらうか、次のロットや別の商品代で精算したりします。
全量検品の費用についても、全額または半分、負担をお願いすることもあります。交渉は現地スタッフにしてもらいます。いずれにせよ、不良対応は大変手間がかかるので、出来るだけ出荷前に検品して不良品を輸入しないようするのが得策です。